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『わたしの生きがい論 人生に目的があるか』 梅棹忠夫著 糸井重里さんの「ほぼ日」にもつながると思います。 ひらがなの多い文体が特徴的です。 梅棹さんは、情報整理の京大式カードでも有名です。 「忘れるためのメモ」、「発見の手帳」などの表現が、僕の中で頭に残っています。 たとえば、「本を読んだ時、印象に残った文章をそのままメモするのではなく、それを読んだ時の自分の発想をメモする」、というようなことも書かれています。 梅棹さんは、僕の中では理想主義の人です。 なぜなら、京大式カードも、ひらがなの多い文体も、多分より理想的な方法だと思いますが、現実に多くの人に普及するには至っていないからです。 『わたしの生きがい論』に書かれていることも、あえて極端に言うと、人間として正しい生き方だと思います。 しかし、自分の欲望や環境などの現実とのギャップに困ってしまいます。 以下は梅棹さんの言葉より。 「しかし、そういうことをいっても、いまわたしどもがサルみたいに裸で木の上をはしりまわるわけにはいきません。これは精神の話です。とにかく、そういうふうにかんがえるとだいぶかわってきます。逆進化をかんがえて、沌沌の心でいけば、世の中どういうことになるか、だいぶ様子がかわるとおもうんです。」 「人間の時間とエネルギーを上手につぶす方法を身につけさせる。つまり、あそび方を身につけさせることこそ、教育の本義ではないか。」 |
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